認知症の現状とは?
痴呆症(老人性痴呆)は、日本では高齢者の6%程度が該当しており、脳梗塞などによって起こる脳血管性痴呆と、脳の働きが衰えていって痴呆になるアルツハイマー型の2つがあります。
高齢化社会にともなって痴呆症の患者数が増える一方で、原因の解明や治療法の研究はまだ遅れており、介護する家族の負担の問題、受入施設の整備の問題などが急務となっています。
痴呆老人の介護問題は、高齢化社会が猛スピードで進む中、社会全体で取り組むべき重要な課題となっています。
脳トレ―最先端の脳科学研究に基づく28のトレーニング
2001年に米国で出版されて話題を呼んだ『Mozart's Brain and the Fighter Pilot』の邦訳。脳関連のベストセラー書を出している著名な神経精神科臨床医であり心理学者でもある著者が、自身の研究や実践にもとづいた脳のトレーニング方法をまとめている。 より賢くなりたいというのはだれもが抱く思いであるが、著者はその実現のためには、自分の脳の働きやメカニズムを知ることが先決だとしている。そして「脳は、無限の接続によって構築されたネットワークである」「知性を高めるには、ニューロンの接続をできるだけ生み出すことが必要」「いくら年をとっても脳の機能を高めることができる」などのメカニズムを説き明かしている。まず、自分の脳を知ることでそれをコントロールし、最も効率よく働かせようというのが本書のベースになる考え方である。 トレーニングは、図表を使うもの、思考やイメージで行うもの、身体を使うものなどさまざまで、テーマも「脳全体を刺激する」という直接的なものから、記憶力、連想力、集中力、論理力といった特定の能力を高めるもの、思考を前向きにするといった自己啓発的なものまでじつに多彩である。たとえば「注意力と集中力を強化する」では、時計を見ずに短い時間の経過を言い当てる方法や、ドイツ空軍パイロットの訓練用に開発された「文字探しテスト」などを紹介している。その場ですぐに取り組めるものが多いのはうれしいところだ。 なかでも、「急ぎ病」や「情報過多」によるストレスの解消など、現代人特有の精神面の問題を多く取り上げている点は必見。「思考速度を遅くする」「自分自身の考えや行動を指図するような感情は捨てる」「心理過程の考察で感情を立て直す」などは、仕事で壁にぶつかったときのよきアドバイスになるだろう。また、創造性やインスピレーションのテーマからは、創作活動のヒントが得られるはずだ。 本書全体には、脳を最もよく働かせることでよりよく生きることができる、という強いメッセージが流れている。人生の可能性を広げてくれること請け合いである。(棚上 勉)
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勉強になる本。メチャクチャな題。 |
「どうすれば脳の機能が高まるか」
この疑問にたいして、アメリカの神経科医が、脳科学的見地から答え、解説した一冊。
ただし、内容はけっして難しくない。
まず「脳の働き」を簡単に解説して、脳は何歳になっても(悪いほうにはもちろん、良い
ほうにも)変化すると説明する。そして、では、何がそうさせるのか、どうすれば良いほ
うに脳が変化するのかを解説してゆく。「とにかく脳を使う」「新しい刺激に接する」
「ストレスのない精神状態を維持する」「運動する」「集中力を養う」などなど、普段、
世間で言われている事を解説してゆく。ただし、脳科学的見地からなぜそれが脳に良いの
かが解説されている。そこが本書のミソである。具体的な「トレーニング」についても、
いくつか紹介されている。
もうおわかりかもしれないが、この本については注意する必要がある。この本は具体的な
トレーニング本(最近流行の「音読本」や「大人向け計算ドリル」など)ではない。その
意味で「脳トレ」という本書の題は、大変に不適切と言わざるを得ない。(事実、オリジ
ナルの題は、「モーツァルトの脳と戦闘機パイロット ーどうやって脳の能力を引き出す
かー」である。)インパクトを狙ったのであろうが、大変残念な題の付け方である。大抵
の読者に一読の価値がある本だと思うが、間違った期待を持って買うとがっかりするだろ
う。
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ノウハウについては文句はありませんが・・・ |
これを読み終わって思ったことは、文章を読んでいる時はよかったのですが、いざ実践してみようとなった時に傍線を引いたりしていたとしても、まだ必要でない文章が多く、全体的にあまり必要でない話の箇所もあるので、脳のトレーニング方法とその実践法をすばやく知りたい読者としては、全部のトレーニング方法の要点をまとめたページを本の最後に作ってほしかった、というのが読み終わっての感想です。
また、14章 感情をコントロールする、18章 論理力を鍛える、19章 不確実性に耐える、についてはトレーニングノウハウが明確でなく、具体的なトレーニング法については何も説明されていません。
ただこれらを抜かした、総合的な評価としては星は4つつけてもよいと思っています。なぜなら、多くの脳のトレーニング本がある中で、この本は上の3つの章と、はじめの1章・2章の章を除いては具体的なトレーニング法を書いており、どれも新鮮であるからです。
読者は読み終わったらまずこの本の要点を書き出して、それから実践に移るという過程が必要になるでしょう。
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脳トレというより・・・ |
脳トレ、なんとも心惹かれる響き。
だが、実際はトレーニングというよりは、効率のよい脳の動かし方、感情の管理のしかたと言ったほうがよい。
しかし、十分使える知識であるし、題は日本の出版社がつけたんだから作者を悪くはいえないだろう。
後気になったのは、池谷氏が脳関係の本の監修によくなっている点。
確かに記憶関係では名をはせているが、いつの間に客寄せパンダになったのか・・・
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まず脳のしくみ勉強をすべき |
この本を読んで、特に思ったのが「何らかの勉強する前に、まず脳のしくみ勉強をすべき」だということです。そのほうがもっと効率的に勉強することができると思います。
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期待していたんだけど・・ |
「海馬」の池谷祐二氏の監修とあって期待して読んで見たが、実践向きのトレーニングがあまり紹介されていなかったの残念でした。
翻訳物だけに池谷氏を責められるものではありませんが、構成もまとまりが
悪かったような気がします。
期待度が高かったのでその反動として星3つです。



